パスワード再設定メールを誤送信で顧客アドレス流出|株式会社サカグチ|サイバーセキュリティ.com

パスワード再設定メールを誤送信で顧客アドレス流出|株式会社サカグチ



画像:株式会社サカグチより引用

株式会社サカグチは2021年3月1日、同社が運営する木材通販サイト「ウッドモール」のリニューアルに関するメールについて誤送信が発生し、同社顧客のメールアドレスが外部流出したと明らかにしました。

誤送信の原因は送信形式の設定ミスによるものです。

発表によると、同社は2021年3月1日に顧客に向けてサイトリニューアルに伴うパスワード設定を案内する一斉メールを送信しようとしましたが、送信先のアドレスを非表示にするため「BCC」形式で送信すべきところを、誤って「CC」に設定し送信したとのこと。これにより、一斉送信先の顧客間でお互いのメールアドレスが表示される事象が発生したとしています。

ダブルチェックの徹底などで再発防止へ

株式会社サカグチは今回の誤送信を受け、顧客に向けて謝罪を発表しています。

誤送信メールはパスワードの再設定を促すものでしたが、設定リンクは本文に記載されており、本文内容は流出していないため、不正による再設定はないとのこと。

なお、同社は今後の対策として、送信前の複数名におけるチェックの徹底や情報管理体制の強化を発表。再発防止に務める考えを示しています。

参照メールアドレス流出に関するお詫び


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