脆弱性利用した不正アクセス、カード情報最大3,101件流出の可能性|サイバーセキュリティ.com

脆弱性利用した不正アクセス、カード情報最大3,101件流出の可能性



画像:「ダートバイクプラスオンラインストア」への不正アクセス発生についてのご報告とお詫び/株式会社ダートフリークより

株式会社ダートフリークは2020年1月15日、同社が運営するECサイト「ダートバイクプラスオンラインショップ」にて不正アクセスが発生し、顧客のクレジットカード情報最大3,101件に流出可能性が生じたと発表しました。

不正アクセスは2019年7月1日、決済代行会社を通じてクレジットカード会社より「情報流出の懸念」について通知を受け発覚。事態を把握した同社が、第三者調査機関を通じて調査したところ、オンラインショップの一部システム内在する脆弱性を利用した不正アクセスの痕跡が確認されました。なお、被害内容の内訳は次の通りです。

流出対象 期間中に同サイトでカード決済した利用者
期間 2018年12月27日~2019年7月3日
件数 最大3,101件
内訳 カード番号・カード名義人名・有効期限・セキュリティコード

遅れた顧客公表、「対応準備を整えるため」と説明

今回のインシデントは、不正アクセスの可能性が浮上してから公表まで、約6か月間の期間が経過しています。公表の遅れについて同社は、カード会社等と協議した結果によるものと説明。不確定な状況で公開するより、対応準備整えてから公開すべきとの結論に至ったとのことです。

なお、同社は現在サイトのカード決済機能を停止しており、今後はセキュリティ強化を待ってから再開する見通しです。

参照「ダートバイクプラスオンラインストア」への不正アクセス発生についてのご報告とお詫び/株式会社ダートフリーク


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