
画像:首都大学東京におけるパソコンのウイルス感染について/首都大学東京より
公立大学法人・首都大学東京は2019年11月1日、同大学に所属する教員のPC端末がウイルス「EMOTET(Emotet)」に感染し、メールソフト内の本文やメールアドレスが流出した可能性があると明らかにしました。
大学側によると、ウイルス感染のきっかけは教員をターゲットにした標的型のフィッシングメールです。2019年10月18日、教員が自分のアカウントが受信した実在する雑誌社を騙るメールのリンクを開いたところ、ウイルス感染を起こしたとしています。
学内の教員に不審メール
インシデントは2019年10月18日の17時ごろより、同教員を騙る不審メールが学内の別の教員に送付される事象が発生したことにより発覚しました。
大学側が調査を進めたところ2019年10月21日、受信した教員のPC端末がウイルス感染を起こしていたと発覚。情報流出の懸念を持った大学が、第三者調査会社に調査を依頼したことにより、教員のメールソフト内の本文やアドレスが流出した可能性が浮上したというものです。
なお、大学によるとアカウント内のメールは合計1万8,843件。メールアドレスについては現在調査を進めており、今後把握するものと見られます。
参照首都大学東京におけるパソコンのウイルス感染について/首都大学東京
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