画像:矢吹町教育委員会より
福島県矢吹町に位置する矢吹町教育委員会は2019年8月13日、矢吹町内の中学校教諭が温泉施設の駐車場にて、生徒らの個人情報140件が記録されたUSBメモリを紛失していたと明らかにしました。
発表によると、紛失は2019年8月7日に発生。教諭が私用で温泉施設に到着し、車のドアを開けた際に、バックパックごと落としたとのこと。ところが、教諭はバックパックの落下に気付かず、そのまま帰宅。自宅に帰ってから紛失に気付いたという流れです。
温泉施設の従業員により回収される
教諭は紛失に気付いた直後に、学校側に経緯を報告。インシデントが明るみに出ました。
当初バックパックの行方はわからず仕舞いでしたが、事案発生から4日後、温泉施設の従業員が中身を含めて保管していたと明らかになりました。
現在は無事回収され、情報の流出などの可能性もないとのことです。
持ち出し禁止規定に違反か
矢吹町教委によると、バックパックの中にはUSBメモリ以外に、生徒の指導内容を書いた私物のメモ帳などが入っていました。
回収後に確認したところ、これからの情報からは生徒の生年月日や保護者の氏名・勤務先のデータなどが読み取れたとのこと。
学校側は上記のような個人情報を外部に持ち出す行為を禁じており、今回のインシデントは禁止規定に違反した結果、発生したものと見ています。
参照「教諭が生徒の個人情報USB紛失/NHK NEWS WEB」