チャットワークがパスワードリスト型攻撃を確認、顧客らに注意喚起|サイバーセキュリティ.com

チャットワークがパスワードリスト型攻撃を確認、顧客らに注意喚起



画像:Chatworkへの不正ログイン防止のための2段階認証設定のお願い/株式会社チャットワークより

コミュニケーションツール「チャットワーク」などを手掛ける株式会社チャットワークは2019年7月12日、同社の顧客アカウントへのサイバー攻撃が発生していると明かしました。

同社は公式ホームページおよび顧客へのメールにおいて、サイバー攻撃が「パスワードリスト攻撃」によるものとの見方を説明。顧客らに向けてセキュリティ対策を要請している状況です。

使いまわしを避け、二段階認証の利用を推奨

チャットワーク社はサイバー攻撃への対応策として、

  • パスワードの変更
  • 二段階認証の設定

の2種の対策を呼び掛けています。

パスワードリスト攻撃は、外部サービスなどから抽出したパスワードが「使いまわされていないか」と試行するタイプの攻撃です。パスワードの使いまわしを避けることで、被害をかなり抑制できるでしょう。

また同社は二段階認証も推奨しています。アカウントと携帯端末を紐づければ、仮に第三者がパスワードを入手しても不正ログインに至らないと説明。同サービスは二段階認証に対応しており、導入を呼び掛けています。

参照Chatworkへの不正ログイン防止のための2段階認証設定のお願い/株式会社チャットワーク


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