不正アクセス被害調査の過程で新たに約8,000件の情報漏洩が判明|東京理科大|サイバーセキュリティ.com

不正アクセス被害調査の過程で新たに約8,000件の情報漏洩が判明|東京理科大



画像:イノベーション研究科 学生・教員専用サイトへの不正アクセスによる新たな個人情報の漏えいについて/東京理科大学より

東京理科大学は2019年5月13日、同大学のイノベーション研究科の学生・教員専用サイトにて発生した不正アクセスについて、調査の過程で新たらな情報流出が明らかになったと発表しました。

同サイトへの攻撃は2019年2月に公表され、当時は3,727件が流出したと発表。ところが外部業者との連携調査を進めた途中、講義・イベント申込者のメールアドレスなど合計7,995件が流出していた事実が判明したとのことです。

サイトは既に閉鎖・被害対応を進める

東京理科大学は既に問題となったサイトを閉鎖。記事発表時点で悪用などの二次被害などは確認されていませんが、再発防止に向け、学内全ウェブサイトの管理体制の強化、脆弱性診断などセキュリティ強化施策を実施すると説明しています。

新たな流出情報の内訳は、下記の通りです。

講座・イベントの申込者・サイト機能利用者 イベント申込者の情報 サイト機能利用者の情報
データ登録期間 2006年10月~2018年6月 2006年10月16日~17日 2007年2月~2007年5月
流出情報の内訳 メールアドレス メールアドレス・氏名・住所等の個人情報 メールアドレス・氏名・住所等の個人情報
対象件数 7,956件 20件 19件

参照イノベーション研究科 学生・教員専用サイトへの不正アクセスによる新たな個人情報の漏えいについて/学校法人東京理科大学


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