事務処理ミスで納税者の個人情報をホームページ上に公開、山形市が謝罪|サイバーセキュリティ.com

事務処理ミスで納税者の個人情報をホームページ上に公開、山形市が謝罪



〈画像〉山形市ホームページより

山形市は2018年12月6日、ふるさと納税の寄附者メッセージをホームページ上に公開する際に、事務処理のミスにより寄附者の個人情報を公開したと明らかにしました。

ホームページ上には寄附者の氏名や住所の他に、寄附金額や決済方法・使い道などの情報まで誤掲載。山形市は謝罪を表明しています。

約1週間に渡り公開

山形市によると、インシデントが発生したのは2018年11月28日。事務処理担当者が寄附者のメッセージを掲載する際に、掲載用データのみをPDFファイルに変換するところを、誤って全データをPDFファイルに変換・掲載したと説明しています。

誤掲載状態は2018年11月28日~2018年12月5日の約1週間に渡って継続。山形市により修正されるまでの間、個人情報が流出し続けた形です。

寄附者の全データが公開

今回のインシデントによる流出情報は下記の通りです。

  • 氏名・住所・電話番号・生年月日・メールアドレスなどの本人情報
  • 寄附金額や決済方法・寄附した年月日や寄附回数など、ふるさと納税に関する情報
  • 選択した返礼品や返礼品の事態の有無など、返礼品に関する情報  他多数

山形市は今回のインシデントを受け、ふるさと納税の全ての関係サイトを一時停止。再発防止に取り組む考えを示しています。

〈参考〉平成29年度ふるさと納税に係る個人情報漏えいについて(お詫び)/山形市


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