WEBサイトの脆弱性で3万7千件超の個人情報漏洩、キルフェボンが詳細報告|サイバーセキュリティ.com

WEBサイトの脆弱性で3万7千件超の個人情報漏洩、キルフェボンが詳細報告



画像:キルフェボンWEB STOREより

ラッシュ株式会社は2018年6月11日、同社が運営するタルトなど洋菓子通販サイト「キルフェボンWEB STORE」が受けたサイバー攻撃の詳細情報を発表しました。

2018年6月4日より第三者機関による調査を依頼したところ、不正アクセスにより合計3万7,149件が流出したことが判明したとのこと。ただし、流出項目にカード情報は含まれていないと説明しています。

なお、同社は今回のインシデントを受け、全会員のパスワードをリセットするなどの対応を行いました。

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調査機関の報告を公表

同社の今回の発表は、調査を依頼した第三者機関の報告を踏まえたものです。

情報によると、攻撃を受けた原因は「WEBサイト内の脆弱性」とのこと。前述の通り被害規模は合計3万7,149件の会員情報(メールアドレス・パスワード)であり、既に海外の外部サイト1件に漏洩したことが確認されています。

現在は脆弱性改善を実施済

同社は今回の事案について、原因となった脆弱性に対して改善を実施したと報告しています。

また、具体的な日時は明らかにされていないものの、今後セキュリティー強化の対策を実施する予定も公表しました。

サービス再開の日程は明らかにされていませんが、発表時点で実施中の同社イベント「2018 桃の試食会」の応募情報は別のシステムにて運用するなど、対応は進んでいるものと考えられます。

参照メールアドレスおよびパスワード情報流出に関するお詫びとご報告/キルフェボンWEB STORE


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