約57万件の個人情報が漏洩、WAF設定ミスでSQLインジェクション攻撃防げず|MS&Consulting|サイバーセキュリティ.com

約57万件の個人情報が漏洩、WAF設定ミスでSQLインジェクション攻撃防げず|MS&Consulting



画像:株式会社MS&Consultingより

覆面調査などのリサーチ業務を行う株式会社MS&Consultingは2018年6月1日、同社が受けた不正アクセス被害の続報を発表しました。

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同社は2018年5月14日時点で6,119件と述べていましたが、外部調査機関とのフォレンジック調査により、5月2日以前も不正アクセスを受けていたことが判明。結果として、漏洩可能性のある個人情報も約57万件へと上方修正することとなりました。

事案の続報は?

同社へのサイバー攻撃は2018年5月14日に明らかにされており、当初の漏洩可能性を持つ情報は6,119件と発表されていました。

同社はその後2018年5月15日に、外部調査機関を交えた安全性の再検証・フォレンジック調査を実施。2018年5月28日に同社サイトの安全性確保が確認されたものの、2018年6月1日に2018年5月2日以前も不正アクセスを受け続けていたことが明らかになったため、今回の上方修正へと至ったと説明しています。

漏洩可能性の指摘される情報は?

情報によると、漏洩可能性が懸念される情報は2005年5月より2018年5月2日の間に登録された情報です。

内訳項目は以下の通り。57万件の情報の中には、重複登録や正常な登録手続きが完了していないもの、メール配信停止中のものも含まれれるとのことです。

  • メールアドレス
  • パスワード
  • 電話番号

なお、発表時点でパスワードを用いた不正ログインは確認されていないとのこと。また、金融機関口座の情報など、項目外の流出可能性等も確認されていないと説明しています。

参照当社ホームページの不正アクセスによるご登録情報の流出可能性について(続報)調査結果と再発防止策/株式会社MS&Consulting (PDF)


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