不正アクセス被害で約3万2千件の情報漏洩か‐SEMPRE.JP|サイバーセキュリティ.com

不正アクセス被害で約3万2千件の情報漏洩か‐SEMPRE.JP



画像:SEMPRE.JP公式通販より

12月22日、インテリアや家具用品などを幅広く取り扱う株式会社センプレデザインの「SEMPRE.JP」は、何者かの不正アクセスによりユーザー情報が漏洩した可能性があることを公表しました。

同社発表によると、漏洩した情報は合計2万2,796件。このうち1万3,438件は、クレジットカード情報が含まれているとのことです。

事件の経緯は?

事が起きたのは2017年11月14日。同社が運用する外部決済機関より、「クレジットカード情報が漏洩した可能性がある」旨の通知が行われたことが、事件発覚のきっかけです。

通知を受けた同社は直ちにカード決済機能を停止し、外部調査機関である「PCF社」と連携して調査開始。12月9日に調査会社からの報告を受け取ったところ、情報漏洩の可能性があることが確定したと説明しています。

漏洩情報の詳細や再発防止策は?

冒頭にて触れた通り、漏洩した情報の合計数は合計2万2,796件。カード情報が1万3,438件ほど含まれています。

また、同社報告によると漏洩した情報項目は、「氏名、メールアドレス、ログインパスワード」。カード情報は「カード名義人、クレジットカード番号、有効期限」が漏洩したと発表しています。(セキュリティーコードは含まれていないとのこと)

なお、同社は再発防止策として、以下の対策を行うことを発表しています。

  1. 国際セキュリティ基準である「PCI DSS」に準拠する決済代行会社に委託。
  2. 不正アクセスに備えて個人情報データベースを隔離・暗号化処理の実施。
  3. 個人情報取り扱いプロセスの見直し・情報管理意識の徹底。

<参照>不正アクセスによるお客様情報流出懸念に関するお詫びとご報告/株式会社センプレデザイン


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