順天堂大学、大学院運用のファイル共有サーバーが不正アクセス受け850名の情報漏えい懸念|サイバーセキュリティ.com

順天堂大学、大学院運用のファイル共有サーバーが不正アクセス受け850名の情報漏えい懸念



画像:順天堂大学より引用

順天堂大学は2025年11月、同大大学院スポーツ健康科学研究科の女性スポーツ研究センターが独自に運用していたファイル共有サーバーがランサムウェアの被害を受けたと発表しました。

順天堂大学によると、サーバー内のファイルが暗号化され、保存されていた個人情報が外部に漏洩した可能性が生じています。対象となるのは、研究参加者やイベント参加者、教職員の氏名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、性別、口座情報など約850名分に加え、3名分のマイナンバーです。ただし、被害が発生したサーバーは、学校法人順天堂の基幹ネットワークや附属病院の診療系ネットワークとは切り離された独立運用のシステムであり、病院の診療業務を含む業務全般に影響は生じていない、とのこと。

同センターは現在、関係機関に報告・連絡するとともに、専門業者と協力し詳細な調査と復旧作業を進めています。今後は再発防止に向けたセキュリティ対策の強化を進めるとともに、関係者への影響が出た場合は速やかに対応するとしています。

参照サイバー攻撃による情報漏洩の可能性に関するお知らせとお詫び|順天堂大学

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