画像:株式会社学研メディカルサポートより引用
看護学校向けサービスなどを展開する株式会社学研メディカルサポートは2025年11月11日、同社が提供するeラーニングシステムにおいて、設定不備により利用者の個人情報が一時的に他の特定のアカウントから閲覧可能になっていたと発表しました。
同社によると、自施設のみの管理を前提とした管理アカウントにおいて、メンテナンス作業時の設定の誤りにより、他施設の一部アカウント情報一覧を閲覧できる状態が生じた、とのこと。問題が確認されたのは2025年11月5日のことで、5アカウントにより最大600件が表示され、このうち132件において、氏名や一部の所属情報を含むことが判明しました。
同社の調査では、パスワードやメールアドレス、電話番号といった高度な個人情報は閲覧されておらず、システムログ上も外部出力やファイル保存の痕跡は確認されていません。また現時点では、不正利用の事実やそのおそれも生じていない、とのこと。
同社は事案発覚後、当日中に設定不備を修正し、該当アカウントの利用者に対して謝罪しました。今後は作業体制や手順の見直しに加えてシステム改修も進め、人的・技術的双方からの再発防止策を徹底するとしています。
参照【重要】一部の個人情報が一時的に閲覧可能な状態となっていたことについてのお詫びとご報告|株式会社学研メディカルサポート





















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