要配慮情報誤送信を報告せず翌年認識、長崎国際観光コンベンション協会|サイバーセキュリティ.com

要配慮情報誤送信を報告せず翌年認識、長崎国際観光コンベンション協会



画像:長崎国際観光コンベンション協会より引用

一般社団法人長崎国際観光コンベンション協会は2025年11月13日、長崎市から受託している「ながさき平和・歴史ガイド管理運営業務」において電子メールの誤送信があり、同協会が管理する情報が漏えいしたと発表しました。

協会によると、誤送信は公表から約1年前にあたる2024年12月9日に発生しました。担当職員が業務上の理由により、登録ガイドのうち10名に事業に関連する案内メールを送信した際、添付資料にミスがあり、登録ガイド166名の要配慮個人情報を含む、情報が記載されたファイルを送信していた、というものです。

誤送信発生直後(約40分後)、担当職員は受信者の1人から電子メールの誤りについて指摘を受けました。ところが、職員は訂正メールを送信したものの、上司への報告をしていませんでした。結果、協会による正式な事態の認識が2025年6月23日になった、とのこと。協会はガイド10名に謝罪し、事実を公表。個人情報取り扱いの徹底や事務手順の見直しを進め、再発防止に取り組むとしています。

参照長崎国際観光コンベンション協会が収集・管理する個人情報の漏えいについて|長崎国際観光コンベンション協会

SNSでもご購読できます。