
画像:株式会社アテックス・ホールディングスより引用
株式会社アテックス・ホールディングスは2025年9月21日までに、公式オンラインストア「ATEX Direct(アテックスダイレクト)」を利用した顧客の個人情報が外部に流出した可能性について、発表しました。
同社によれば、不正アクセスの原因は同社と取引関係にある物流会社のシステムがランサムウェアに感染したことです。同社は物流会社が提供する倉庫管理システムを利用していましたが、2024年9月13日、物流会社のサーバーがランサムウェアに感染し、システム障害が発生。その後、同社ECストアのユーザーについても、個人情報の流出の可能性が判明しました。
同社によれば、漏えい懸念の対象となるのは2024年3月〜2025年9月13日までに「ATEX Direct」で商品を購入した顧客です。氏名、住所、電話番号が流出した可能性があるものの、クレジットカード情報流出の恐れはないとのこと。み、具体的な流出の事実は確認されていないとしています。
同社は現在、漏えいが懸念されるユーザーに対し、不審電話や個人情報の提供に注意するよう、呼びかけています。また、再発防止策として、別の物流業者への委託や、問題となった物流会社のシステム利用の終了を発表。さらに、従業員への個人情報保護教育や委託先のセキュリティ対策確認を強化する方針を示しました。
参照【お詫びとご報告】個人情報の流出の可能性に関するお知らせ|株式会社アテックス・ホールディングス