
画像:三喜トラベルサービス株式会社より引用
三喜トラベルサービス株式会社は2025年9月11日、自社ホームページに対する不正アクセスにより顧客の個人情報が漏えいした可能性があると発表しました。
説明によると、同社は2025年6月6日に不審なアクセスを検知し社内調査したところ、ウェブサイトの一部が改ざんされていることが判明しました。同社が対応のため、不要箇所の削除や修正を行い、外部専門家に調査を依頼したところ、被害は改ざんに留まらず、国内学会宿泊予約サイトから申し込みを行った顧客の情報が流出した恐れがあることが判明しました。
同社によると、漏えい懸念の対象となるのは2025年6月開催の国内学会で同社予約サイトを通じて宿泊を依頼した顧客20名分です。懸念項目は氏名、住所、電話番号、メールアドレスで、クレジットカード情報など決済関連情報は対象外とのこと。同社は対象者へ個別に書面で連絡し、国内宿泊予約サイトを閉鎖しました。なお、現時点で第三者による不正利用や二次被害は確認されていないという。
同社は今後、セキュリティ強化と個人情報管理の徹底を進め、再発防止に努める方針を示しています。
参照当社ホームページに対する不正アクセスに関するご連絡|三喜トラベルサービス株式会社