県立高校で成績ファイルの誤アップロードで情報漏えい│静岡県|サイバーセキュリティ.com

県立高校で成績ファイルの誤アップロードで情報漏えい│静岡県



静岡県は2025年3月5日、県東部にある県立高校で、2年生35人分の成績情報が誤って校内のクラウドシステムに掲載され、一時的に同学年の生徒全員が閲覧できる状態になっていたと明らかにしました。

問題の学校では2025年3月4日、所属する教諭が「模試年間スケジュール」と題されたファイルを校内クラウドシステムにアップロードしました。ところが、このファイル名は誤って付けられたもので、内容は2年生の1クラス(35人分)の各教科の評価や出席数、学年・クラス順位などを含む成績一覧表でした。教諭が誤りに気付かず掲載した結果、生徒が内容の誤りに気付き学校側に指摘。これにより、アップロードミスが判明しました。

静岡県によると、漏えいしたデータは既にSNSグループに流出し、情報漏えいが生じています。学校側は2025年3月5日、生徒と保護者に事情を説明し謝罪。漏えいの原因をアップロード時の確認不足によるものとして、ファイル管理や共有時の確認作業の徹底により再発防止に努めるとしています。

参照県立高校2年生35人分の成績 同学年の生徒が一時閲覧可能に|NHK NEWS WEB

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