政府が「サイバーセキュリティ月間」を設ける意図とは

近頃はマルウェア感染や不正アクセスによる情報漏えいなど、サイバーセキュリティ関連の様々な事故が発生しています。その結果、行政機関や企業、そして私たち個人の持つ様々な情報が危険にさらされています。これは私たちが生活を行う上で、そして情報ネットワークを活用して経済活動を行うにあたり大きな脅威となっています。

インターネットや、様々な情報システムは確実に安全である必要があり、また私たち一人一人がこれらセキュリティリスクに対してこれまで以上に関心を払う必要があります。そのため政府では毎年2月1日から3月18日までを「サイバーセキュリティ月間」と定め、様々な啓蒙活動を行っています。

サイバーセキュリティ月間の内容とは

2016年も例年同様、この期間中にサイバーセキュリティに関する様々な啓蒙イベントが行われます。面白いところでは、「サイバー攻撃を目撃せよ!秋葉原0305」と題して、3月5日に東京・秋葉原でウィルス感染によるパソコン乗っ取りの実演などを紹介するイベントが計画されています。

実際にデモ用のパソコンをウィルスに感染させた状態にして、遠隔で第三者が操作して見せるのです。パソコンが危険なウィルスに感染するとどうなるのか一目でわかる効果的かつ面白い試みです。

なぜサイバーセキュリティ月間を設けるのか?

政府がこの「サイバーセキュリティ月間」を設けているのは大きな理由があります。

先ほど説明した通り、マルウェアなどのサイバーセキュリティ関連の被害が頻発していることにより、個人情報の漏えいなど様々な問題が発生しています。しかし、今後家電や工場機器など様々なものがインターネットに接続されIoT(Internet Of Things)の推進など情報ネットワークの利用はさらに急拡大すると見込まれます。そのため、サイバーセキュリティについて国民一人一人が認識を高め、これまで以上に気をつけることが必要になります。

さて、一口に「サイバーセキュリティ月間」と言っても、いったい私たちは何を注意すれば良いのでしょうか。それは以下のキャッチコピーに集約されています。

キャッチコピーは「知る」「守る」「続ける」

  • 知る
    安全・安心・便利なインターネット環境を構築するポイントを「知る」こと
  • 守る
    サイバーセキュリティ上の脅威から身を「守る」こと
  • 続ける
    移り変わるサイバーセキュリティ上の脅威に対して対策を続けること

これらのキーワードに集約されるとおり、セキュリティ上の脅威から身を守るためには、どうすれば安全が確保できるのか「よく知ること」、そして安全を確保するための「対策を続ける」ことが重要です。

サイバーセキュリティ月間に際して、政府の内閣サイバーセキュリティセンターからは以下の9項目を守るように呼び掛けています。

9つのセキュリティ対策

  1. OSやソフトウェアは常に最新の状態にしておこう
  2. パスワードは貴重品のように管理しよう
  3. ログインID・パスワード、絶対教えない用心深さ
  4. 身に覚えのない添付ファイルは開かない
  5. ウィルス対策ソフトを導入しよう
  6. ネットショッピングでは信頼できるお店を選ぼう
  7. 大切な情報は失う前に複製しよう
  8. 外出先では紛失・盗難に注意しよう
  9. 困ったときはひとりで悩まず、まず相談

これら9つの項目を見てみると、全てよく言われるセキュリティ対策であることがわかります。しかし、そういった中でも情報漏えいなどの事例が頻発しているのは、これらのよく言われる対策がしっかりできていないケースが多いことにも原因があります。

おわりに

セキュリティ上の脅威から身を守るために最も重要なことは「基本的なやるべき対策をしっかりとすること」なのです。

やるべき対策をしっかりとやることによって、セキュリティ上の脅威から自分の身を守る。このことを今年の「サイバーセキュリティ月間」の機会を通して、改めて実践しましょう。

<参考>
「内閣サイバーセキュリティセンター:サイバーセキュリティ月間」
http://www.nisc.go.jp/security-site/month/index.html

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