電子カルテを不正に閲覧、患者のカードで45万円不正利用|秋田大学が看護師2名を処分|サイバーセキュリティ.com

電子カルテを不正に閲覧、患者のカードで45万円不正利用|秋田大学が看護師2名を処分



画像:秋田大学より引用

秋田大学は2024年10月23日、業務上の地位を利用して電子カルテを不正閲覧し一部を漏えいしたほか、入院患者のクレジットカードを不正利用したとして、秋田大学医学部附属病院に所属する30代看護師と20代看護師を懲戒処分しました。

秋田大学によると、30代看護師は2023年11月、正当な理由なく1,000件以上の電子カルテを閲覧し、親族のカルテ情報を漏えいしました。さらに知人のカルテ情報を閲覧し、当人に架電するなどしていたとのこと。秋田大学は就業規則に違反する行為として、停職4か月の処分をしました。

また、20代看護師は2024年9月、入院患者のクレジットカードを拾得した際、不正利用していたとのこと。利用金額は約45万円にも及び、一部の購入品を転売していた事実も確認されています。秋田大学は規則に違反したとして、20代看護師の懲戒解雇を決定しました。

参照本学における懲戒案件について


SNSでもご購読できます。