APIキー|サイバーセキュリティ.com

APIキー

APIキーは、API(Application Programming Interface)にアクセスする際に、リクエストを認証するために使用されるユニークな識別子です。APIキーは、APIの利用者を識別し、アクセス権を制御するために使用され、通常、特定のアプリケーションやサービスに対して発行されます。APIキーは、APIリクエストのヘッダーやURLパラメータに含めることで、APIプロバイダーがリクエストを承認し、適切なリソースやデータにアクセスできるようにします。しかし、APIキーが適切に保護されていない場合、悪意のある第三者がそれを取得し、不正にAPIを利用するリスクがあります。これにより、データ漏洩や不正アクセス、APIのリソース消費によるサービスの停止など、さまざまな問題が発生する可能性があります。対策としては、APIキーの保護を強化し、APIキーが意図しないユーザーに公開されないようにすることが重要です。また、APIキーの使用を監視し、不正な使用が検出された場合には即座に対応できる体制を整えることが求められます。さらに、APIキーのローテーションを定期的に行い、古いキーの無効化を徹底することで、セキュリティリスクを最小限に抑えることが推奨されます。また、APIキーに加えて、OAuthなどの認証プロトコルを併用し、アクセス制御を強化することも有効な対策です。


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