
画像:東京都より引用
東京都は2025年8月7日、デジタルサービス局と一般財団法人のGovTech東京と共同で実施している事業「東京デジタルアカデミー若手エンジニアコース」において、委託先から個人情報の漏えいが発生したと発表しました。
東京都によると、対象となるのは「東京デジタルアカデミー若手エンジニアコース」の受講者561名で、氏名とメールアドレスが他の受講者から閲覧可能な状態になっていました。原因は、運営を委託された事業者が受講者を登録する際、本来は「ゲスト」に設定すべき部分において、誤って閲覧権限を設定したことによるものです。
設定の誤りは2025年7月7日より発生し、2025年8月5日に受講者からの指摘で判明しました。判明後、問題は修正されましたが、情報漏えいが懸念されることから、GovTech東京が受講者に経緯説明と謝罪をしました。東京都とGovTech東京は再発防止に向けて個人情報取扱いの再点検、業務のダブルチェック徹底、関係者教育の強化を進める方針を示しています。