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Chromeのなりすましブラウザ「eFast Browser(eFastブラウザ)」に注意



Googleが2008年に発表したブラウザ「Chrome」はInternet Explorer(IE)と比較して動作が軽く、またGoogleサービスとの親和性などから高いシェアを獲得しています。
2015年10現在のブラウザの世界シェアではChromeが約48%でIEを抜いてトップに立っています。
また、国内シェアでも約33%とIEに次ぐ高いシェアを誇っています。
※Statcounterより

Chromeの“なりすまし”による実被害

高いシェアを獲得しているChromeに成りすまして不正に情報を取得するeFast Browser(eFastブラウザ)の被害が発生しており、セキュリティ各社から注意喚起がなされています。

見分けのつかない偽サービスの危険性

chrome

eFastは見た目ではデスクトップのアイコンや画面のデザインなどもほとんどChromeと見分けがつかないくらい精巧に作られた偽ブラウザです。

それは、ChromeもeFastも元々Chromiumという共通のブラウザをベースとして作られたため、共通点が多いためです。

Chromiumはオープンソースのブラウザで、多くのOSに対応しており、またChromiumから派生したブラウザも数多く存在します。
有名なところではChromeの他にOperaも現行のバージョンはChromiumをベースとしています。

eFastはいったんPCにインストールされてしまうと、インストール済みChromeのアイコンやショートカットをすべてeFastに置き換えてChromeの代わりにeFastが動くようにし、さらには無断で関連付けなどの情報をすべて書き換えてhtmlやjpegなどのファイルはすべてeFastを利用して開くように設定してしまいます。
それだけではなく、PCのデフォルトブラウザをChromeやIEなどの他のブラウザからeFastにしてしまうことで、常にブラウザとしてeFastが起動する状態にしてしまうのです。
そして、確定はされていませんがPC内の様々な情報を収集し、不正に外部に送信している可能性が高いと言われています。

eFastはPCにいつのまにかインストールされ、アイコンなどは全てChromeと共通、そしてデフォルトブラウザなのでインターネットのURLを開くと自動で起動するとなれば見分けるにはなかなか難しいものがあります。

では、Chromeを使われている方にとってChromeがeFastに置き換わっていないかは、どうやって確かめたら良いのでしょうか。
ChromeとeFastは似て非なるもの、確実な見分け方が以下の通り2つあります。

ChromeとeFastの2つの見分け方

Chromeの概要ページで「Google Chrome」と表示されているかどうか

Chrome(eFastかもしれませんが)を起動し、アドレスバーに「chrome://chrome」と入力し、概要ページを表示します。
このとき「Google Chrome」と表示されれば良いのですが、「eFast」と表示されていればeFastに置き換わってしまっています。

インストール済みのアプリケーション一覧にeFastがないこと

OSによっても異なりますが、Windowsであればコントロールパネルの「プログラムの追加と削除」にeFastがあるかどうか確認します。

eFastに置き換わってしまった際の2つの対処方法

では、ChromeがeFastに置き換わってしまっていた場合はどのようにして削除すればよいのでしょうか。
eFastのアンインストールは、以下の手順で実施します。

eFastプログラムの「プログラムの追加と削除」からのアンインストール

「プログラムの追加と削除」にeFastがありますので、これを選択し、アンインストールします。
これで基本的なeFastのプログラムは削除されます。

Chromeからの不審なプラグイン・追加機能の削除

eFastがインストールした不正なプラグインが入っている可能性がありますので、それを削除します。
Chromeの「メニューアイコン」-「その他のツール」-「拡張機能」からプラグインの一覧を表示させ、eFast関連のプラグインや、不審なプラグインが入っていたら削除します。

この一連の作業で、eFastの削除は完了です。
また、加えてIEなどの他のブラウザについてもプラグインが組み込まれている可能性もありますので、念のためにチェックしておいたほうが良いでしょう。

おわりに

ブラウザのように常に利用するソフトウェアが不正なものに成りすまされ、置き換わってしまうことは使用頻度が高いこともあり、非常に危険なことです。

今のところは、eFastの不正な情報漏えいなどの被害は出ていないようですが、実際に発生する可能性はもちろんないとは言えません。
今回のeFastについては無料プログラム等にバンドルされてついてくるようです。
まずは、無料ツールなどをインストールする際は不審な動きをしないかどうかをしっかりとチェックするようにしましょう。


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下記は中小企業向けの目次になります。

  1. 1.はじめに

  2. 2.あなたの会社の情報が漏洩したら?

  3. 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
    •  3-1.ランサムウェアによる被害
    •  3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
    •  3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
    •  3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
    •  3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
    •  3-6.内部不正による情報漏洩

  4. 4.情報漏洩事件・被害事例一覧

  5. 5.高度化するサイバー犯罪
    •  5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
    •  5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
    •  5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊

  6. 6.中小企業がITセキュリティ対策としてできること
    •  6-1.経営層必読!まず行うべき組織的対策
    •  6-2.構想を具体化する技術的対策
    •  6-3.人的対策およびノウハウ・知的対策

  7. 7.サイバーセキュリティ知っ得用語集

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