福岡県信用農業協同組合連合会は2024年3月11日、同会職員が98名の個人情報を記載した電子メールを、いわゆるドッペルゲンガードメインに誤送信したと明らかにしました。
連合会によると、電子メールは2024年3月5日に送信されました。職員は会外のGmail宛に送信を試みましたが、ドメイン入力時、本来「@gmail」を入力すべきところを誤りにより「@gmai」と入力し送信していたとのこと。送信後、メールには98名のJA名や氏名、生年月日、年齢等の個人情報が添付されていたことが判明しました。
連合会は事案を受け、漏えいが懸念される個人に連絡を取り謝罪しています。また、関係省庁に報告し、今後は送信前に役席者の確認や暗号化メールの導入を徹底。再発防止に努めると発表しています。
「@gmai」は、gmailとドメインとよく似た名称を持つことから「ドッペルゲンガードメイン」と呼ばれています。「@gmai」への誤送信は国内外問わず多数確認されており、誤送信への注意が呼び掛けられています。