大分県宇佐市は2024年2月9日、補助金振込先など194件のデータが記録されたUSBメモリを市の職員が紛失したと明らかにしました。
宇佐市が会見で明かしたところによると、福祉保健部に所属する職員が2024年1月29日、市から貸与されているUSBメモリを紛失しました。職員は紛失に気付きUSBメモリを探しましたが発見には至らず。2024年2月6日、上司に報告したことにより紛失が判明しました。
宇佐市によると、USBメモリには市に関連した補助金振込先の口座情報や金額194件が記録されていました。市はUSBメモリを外部に持ち出す場合、暗号化処理を行い上司の許可を得るよう求めていましたが、職員は徹底していませんでした。公表時点でUSBメモリの所在はわかっておらず、情報流出も確認されていません。
市は会見にて、紛失の影響が懸念される関係者に謝罪。今後は情報セキュリティを徹底し再発を防止するとしています。
参照宇佐市の職員 補助金の振込先など入ったUSBメモリー紛失/NHK NEWS WEB