八尾高校でクラウド不備、生徒146名の成績データ漏えいか|サイバーセキュリティ.com

八尾高校でクラウド不備、生徒146名の成績データ漏えいか



富山県内の学校で再び情報漏えいです。

富山市にある富山県立八尾高校で、所属教諭が生徒の成績データを閲覧権限に不備のあるインターネットクラウド上で保存していたことが2023年12月12日、明らかになりました。

情報によると、八尾高校の教諭が同校2年生の1学期~2学期にかけての成績ファイルをインターネットクラウド上で管理していました。ファイルにはある1科目の成績が生徒146名の氏名付きで記載されていましたが、教諭は生徒全員が閲覧できる「教育用クラウド」に保存。本人以外の生徒も閲覧できる状態であったことが判明しました。

調査により、漏えい状態は2023年12月8日~2023年12月9日にかけ発生しました。同校は2023年12月9日に問題を修正しましたが、対象期間中に3名の生徒が閲覧していたことが判明。同校はこのため、生徒や保護者に謝罪しました。

なお、富山県では過去にも、富山「市立」八尾中学校で全生徒の個人情報データが一部学生のパソコンから閲覧できる事態が発生しています。

参照八尾高校 成績をクラウドに不適切保存で生徒が閲覧可能に/KNB WEB
参考全生徒の成績含む個人情報が生徒との共有フォルダに、富山市八尾中学校/サイバーセキュリティ.com


SNSでもご購読できます。