長野県教諭がサポート詐欺で不正アクセス被害、情報流出否定できず|サイバーセキュリティ.com

長野県教諭がサポート詐欺で不正アクセス被害、情報流出否定できず



画像:長野県より引用

長野県は2023年9月13日、県内にある公立高校教諭が業務中、いわゆるサポート詐欺による不正アクセスを受け、情報流出懸念が生じたと明らかにしました。

長野県によると2023年9月10日、教諭が公用パソコンでインターネット検索していたところ、「トロイの木馬に感染した」旨のメッセージと電話番号をが表示されました。教諭が表示された電話番号に架電し、指示に従ってパソコンを操作したところ、パソコンが遠隔操作される事態が発生しました。

報告を受けた学校は2023年9月11日、専門業者による調査を依頼しています。これによると、調査可能なパソコンから情報が流出した事実は確認されないものの、流出を完全に否定できないとのこと。同校は学校関係者に謝罪しています。

同校で生じた不正アクセスは、いわゆるサポート詐欺と呼ばれる手法です。2023年9月に入り複数の被害事例が確認されており、同校では紹介動画の視聴などにより再発を防止するとしています。

参照公用パソコンからの個人情報流出の可能性について/長野県


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