スカパーも不正アクセス被害、従業員など1,451名の情報流出懸念|サイバーセキュリティ.com

スカパーも不正アクセス被害、従業員など1,451名の情報流出懸念



画像:スカパーJSAT株式会社より引用

「スカパー!」や「SPOOX」などを運営するスカパーJSAT株式会社は2023年7月21日、同社子会社の従業員アカウントが何者かの不正アクセスを受けたことにより、同社が保有する取引先や同社従業員、退職者など1,451名の個人情報が流出した可能性があると明らかにしました。

同社によれば2023年6月7日、同社と子会社をつなぐターミナルサーバーにて不審なログが検出されました。同社が外部調査機関にフォレンジック調査を依頼したところ、何者かが同社子会社の従業員になりすまし、子会社のネットワークを経由して同社の社内ファイルサーバーにアクセスしている事実が判明しました。

同社によると、攻撃者はアクセスしたファイルを外部に持ち出した可能性が高く、漏えいは強く懸念されています。ただし、対象となるのは同社取引先関係者76名の情報および、同社従業員、退職者等1,375人に留まるとのこと。「スカパー!」や「SPOOX」などの放送・配信サービスおよびその他の関連サービスの契約者情報の流出は否定しています。

同社は今後、更なる調査を侵害範囲、状況把握を継続するとのこと。セキュリティ強化に努めるとしています。

参照当社サーバへの不正アクセスについて/スカパーJSAT株式会社


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