エーザイ海外法人が不正アクセス被害、取引関係先の情報1万1,000件流出か|サイバーセキュリティ.com

エーザイ海外法人が不正アクセス被害、取引関係先の情報1万1,000件流出か



画像:エーザイ株式会社より引用

製薬会社のエーザイ株式会社は2023年5月19日、海外法人に所属する従業員が不正アクセスを受けたことにより、同社子会社や関連会社の一部の取引先関係者の個人情報が流出した可能性があると明らかにしました。

同社によると2023年4月28日、何者かが海外法人の従業員アカウントに不正アクセスし、グループのクラウドプラットフォーム上に記録されていた社内情報にアクセスしました。同社が調査したところ、該当データには2018年5月~2023年4月にかけ、同社グループのプロジェクトに関わるなどした取引先関係者の氏名やメールアドレスなど合計約1万1,000件が含まれていた可能性があると判明しました。

同社は事案発生後、不正アクセスの遮断や監視体制の強化など必要な対策を講じています。関係各所への報告等は完了しており、今後は情報管理体制の強化など再発防止に向けたセキュリティ対策に努めるとしています。

参照不正アクセスによる個⼈情報流出の可能性に関するお詫びとご報告/エーザイ株式会社


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