画像:東京都より引用
東京都は2023年3月17日、都生活文化スポーツ局が開催するウクライナ避難民支援連携フォーラムの資料を送信する際に誤送信が発生し、参加者および登壇者103名のメールアドレスが流出したと明らかにしました。
東京都は2023年3月16日、フォーラム参加者や登壇者に資料を事前配布するため、電子メールに添付し、外部一斉送信を試みました。ところが担当者は送信時、本来BCC欄に入力すべきところを「宛先」欄に入力したまま電子メールを送信。処理後、職員はミスに気付き取消対応を試みましたが、宛先欄にアドレスを入力したままの状態で自動送信が作動し、複数回に渡り誤送信が発生しました。
東京都は誤送信の原因について複数名での事前確認が徹底されていなかったと説明しています。また、誤送信はフォーラム開催中におきたもので、管理職をはじめ多くの職員が事務室にいなかったとも説明。局内でサイバーセキュリティ委員会を開催し個人情報の適切な取扱いを周知するとともに、今後は事前確認を徹底するとしています。