画像:浜松ケーブルテレビ株式会社より引用
浜松ケーブルテレビ株式会社は2023年2月16日、同社インターネットサービス提供用のケーブルモデムの制御サーバーにセキュリティ不備があり、顧客IDや住所が最大2万2,671件流出した可能性があると明らかにしました。
浜松ケーブルテレビ社の説明によると、同社では2022年11月21日、インターネットサービスを管理するモデム制御サーバーを更改しました。ところが更改したサーバーのシステムにはセキュリティ上の不備があり、2022年11月29日に外部からの不正アクセス懸念が判明しました。
同社はが不正アクセスの詳細を調査したところ、攻撃はXorDDoSと呼ばれるマルウェアによる自動化されたDDoS攻撃であると判明しました。しかしながら、対象となったサーバーには顧客IDおよび住所などの情報最大2万2,671件が記録されており、流出を完全には否定できないと判断。事実を公表し謝罪しました。
なお、サービスは現在、旧サーバーによる運用に切り替えており、不正アクセスも終息しているとのことです。
参照モデム制御サーバーへの不正アクセスに関するご報告とお詫び/浜松ケーブルテレビ株式会社