フジフイルムモールなどで入力最適化ツール脆弱性、カード情報流出の可能性|サイバーセキュリティ.com

フジフイルムモールなどで入力最適化ツール脆弱性、カード情報流出の可能性



画像:富士フイルムイメージングシステムズ株式会社より引用

富士フィルムホールディングスの富士フイルムイメージングシステムズ株式会社は2022年10月26日、同社が運営する「FUJIFILMプリント&ギフト」および「フジフイルムモール」(以下:被害サイト)」の導入ツールに対するサイバー攻撃があり、過去同社サイトにてクレジットカード情報を入力したユーザー合計1,370名のカード情報が流出した可能性があると明らかにしました。

同社によると、原因は被害サイトにて導入していた、株式会社ショーケースの入力最適化ツールに内在する脆弱性です。同社によると、攻撃者は同ツールの脆弱性を利用しソースコードを不正に書き換えており、顧客に気付かれないまま入力情報を盗み取っていた可能性があるとのこと。

対象となるのは2022年7月19日~2022年7月29日にかけ被害サイトにて入力されたクレジットカード情報です。同社は公表日より、対象となるユーザーに個別に連絡を取っているとのこと。

事案を受け、同社は被害サイトのカード決済機能を一時停止しています。現在は調査結果を踏まえたセキュリティ対策を講じているところで、今後、サイト上にて決済再開日を知らせるとしています。

参照弊社が運営するECサイト「FUJIFILMプリント&ギフト」への不正アクセスによるクレジットカード情報漏洩に関するお詫びとお知らせ/富士フイルムイメージングシステムズ株式会社


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