日本酒メーカーの日本盛が不正アクセス被害、ランサムの可能性も|サイバーセキュリティ.com

日本酒メーカーの日本盛が不正アクセス被害、ランサムの可能性も



画像:日本盛株式会社より引用

大手日本酒メーカーの日本盛株式会社は2022年9月20日、同社が管理運用する複数のサーバーが何者かのサイバー攻撃によりランサムウェアに感染した可能性があると明らかにしました。

説明によると2022年9月18日、同社のオンラインショップや卸売業者向けのサービスがダウンする事態が発生。同社が原因を明らかにするため調査したところ、社内で運用する複数のサーバーにランサムウェアが原因と見られる障害が確認されました。

同社は2022年9月18日以後、電話やFAXでの注文対応を取っており、業務にも支障が生じているものと見られます。情報流出は公表時点で確認されていません。

なお、同社は被害発生後、警察に相談の上で事実関係を明らかにするため詳細を調査しています。情報によると、同社は攻撃者からの具体的な要求を確認するなどもしており、攻撃者と何らかの接触があったものと見られます。

参照当社サーバーへの不正アクセス発生のお知らせ(第1報)/日本盛株式会社

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