画像:東京都より引用
東京都は2022年8月26日、条例により設置された「マンション管理状況届出システム」のメール送信サービスが外部からの不正アクセスを受け、大量のスパムメールを発信したと明らかにしました。
説明によれば、2022年7月31日、システムの運用管理を受託する事業者から、システムの配信不能メールへの大量返信を確認し、連絡を受けたとのこと。調査したところ、原因は同システムに対する不正アクセスで、攻撃者はシステムで利用されていないドメインを用いたスパムメールを大量送信していた事実が判明しました。
東京都によると、受託事業者は事案発生後、メールシステムのIDやパスワードの変更措置を講じています。公表時点でスパムメールの送信は停止しており、今後は詳しい原因とともに情報流出の有無を調査するとしています。
参照マンション管理状況届出システムのメール送信サービス不正利用について/東京都