委託先が誤送信で106名のアドレス流出、東京都歴史文化財団|サイバーセキュリティ.com

委託先が誤送信で106名のアドレス流出、東京都歴史文化財団



2022年5月18日、一部内容を修正いたしました。
画像:公益財団法人東京都歴史文化財団より引用

公益財団法人・東京都歴史文化財団は2022年5月11日、東京都現代美術館のミュージアムショップにて、外部向けに発信した展覧会図録予約関連メールの誤送信が発生し、送信先となった106名のメールアドレスが流出したと明らかにしました。

説明によると、財団はミュージアムショップの運営業務をカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社に委託しており、誤送信は同社の職員が起こしたとのこと。

ミュージアムショップでは展覧会図録の予約販売を行っていましたが、2022年5月10日に担当職員が予約者に向け電子メールを外部一斉送信したところ、宛先設定にミスがあり、本来非表示とすべき同報者全員のアドレスが表示される事態となりました。

顧客から指摘受け事態発覚、財団はセキュリティ徹底を指示

誤送信はメールを受信した一部顧客がミスに気づき、連絡し発覚しました。

ショップ側は事態への対応として、誤送信先となった全員に謝罪するとともに誤送信メールの削除を依頼。公開時点で具体的な被害は確認されていないとしています。

なお、財団は事案を受け、委託先事業者に個人情報の取り扱いおよび情報管理を徹底するように指示。特に外部メール発信時はダブルチェックを実施するよう求めたとのことです。

参照メールアドレスの漏えい事故について/公益財団法人東京都歴史文化財団


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