画像:株式会社サエラより引用
「サエラ薬局」を運営する株式会社サエラは2022年5月2日、同社メールサーバーに登録されていたメールアカウント1件から、約5万件のスパムメールを発信されたと明らかにしました。
同社が調査したところ、原因はメールアカウントに対する外部からの不正アクセスによるもので、攻撃者は2022年3月~2022年4月にかけてスパムメールを発信していたとのこと。
被害を受けたメールアカウントは使用頻度が極めて低く、パスワード設定も推測可能なものを使用していたため、不正アクセスを受けた可能性があるとしています。
アカウント停止しパスワード変更
株式会社サエラによれば、同社は被害発生後に対象アカウントを停止し、パスワードをより強固なものに変更する措置を講じています。
ただし、攻撃者が同社サーバーを踏み台にして大量のスパムメールを発信した影響で、一部でメールが受信拒否および迷惑メールとして振り分けられてしまう問題が起きているとのこと。
このため、同社は取引先や求職者に向け謝罪を発表。問題については2022年5月をめどに対処を完了する予定と説明しました。
参照弊社のメールアカウントへの不正アクセスに関するご報告/株式会社サエラ