
画像:株式会社ガスパルより引用
株式会社ガスパルは2022年4月8日、緊急対応に備えるため委託先の保安会社とやり取りする際に誤送信が発生し、1万2,418名分の個人情報が流出したと明らかにしました。
説明によれば、ガスパル社では2022年4月1日、ガス設備における緊急時対応に関係する顧客データを委託先の保安取引先会社に電子メールで送信しようと試みました。ところが、担当者が操作を誤り、委託業務とは関係のない個人情報をまとめたファイルを送信するミスを起こしたとのこと。
ガスパル社はこのため、保安会社に連絡を取り事情を説明。謝罪の上で電子メールの削除を依頼し、完了を確認したとしています。
限られた時間での対応によりミス発生か
誤送信の原因は担当者の能力を超えたマルチタスクによるものと見られます。
ガスパル社によれば、誤送信を起こした従業員は送信業務と平行して他の業務をこなさざるを得ない状態だったとのこと。同社は担当者が限られた時間で対応せざるを得なくなり、ミスを起こしたものとしています。
なお、同社は対策として、今後はメール送信前に複数名で内容確認を徹底するとしています。
参照お客様情報誤送信に関するご報告とお詫び/株式会社ガスパル
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- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
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