積水ハウスグループ企業がEmotet感染、不審メール確認される|サイバーセキュリティ.com

積水ハウスグループ企業がEmotet感染、不審メール確認される



画像:積水ハウス株式会社より引用

積水ハウス株式会社は2022年1月28日、同社グループ企業の端末がマルウェア「Emotet(Emotet)」に感染したと明らかにしました。

Emotetとは、URLリンクやオフィス系ファイルを通じて感染し、感染先が過去やりとりしたメールアドレスやメール本文のデータを抜き取ることで知られているマルウェアです。流出情報は人物の騙りやメールに対する返信を装う形で悪用されており、被害拡大が懸念されています。

積水ハウスによれば、既に同社グループの実在する従業員を名乗るメールが、過去従業員とやり取りした相手に対して送信されています。同社は被害拡大を抑止するため、開封せず、対象者にメールドメインに注意し見分けるよう呼び掛けています。

セキュリティ強化を発表

積水ハウス株式会社は今回の事態が発生を受け、対象者に謝罪しています。

また、同社はコンピューターウイルス対策に取り組むなかで被害が発生したとして、今後は更にセキュリティ強化を推進すると発表。再発防止に努める考えを明らかにしています。

参照弊社グループ従業員を装った不審メールに関するお詫びとお知らせ/積水ハウス株式会社


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