画像:ビバリーグレンラボラトリーズ株式会社より引用
ビバリーグレンラボラトリーズ株式会社は2022年1月25日、同社が運営するオンラインショップ「ビーグレンHP(被害サイト)」が何者かの不正アクセスを受けたことにより、過去同社サイトにて新規にカード情報を入力したユーザーのクレジットカード情報4万6,702件が流出した可能性があると明らかにしました。
発表によれば、同社は2021年6月10日、一部クレジットカード会社から被害サイトからカード情報が流出している懸念について連絡を受けています。同社が事実関係を明らかにするため第三者調査機関による調査を実施したところ、何者かが被害サイトの脆弱性を利用して、ユーザーが入力した情報が外部に流出するよう不正なプログラムを設置していた事実が判明しました。
同社によれば、改ざんによる流出は2020年12月5日より発生し2021年6月24日に至るまで継続しています。流出した情報はカード名義人名にカード番号、セキュリティコードおよび有効期限で、一部において不正利用の可能性も生じています。
対応準備整え公表送れる
ビバリーグレンラボラトリーズ株式会社はクレジットカード情報の流出懸念が生じてから公表までに約7カ月が経過している点について、対応準備を整えるために判断したとしています。
同社によれば、本来は懸念が判明した時点で速やかに公表すべきであるものの、事実関係が明らかでなく情報が確定しない段階で公表するといたずらに混乱を招きかねず、カード会社との連携等対応準備を整えていたとのこと。対象者には今後、メールおよび書状にて連絡し、注意を促すとしています。
参照弊社が運営する「ビーグレンHP」への不正アクセスによる個人情報流出に関するお詫びとお知らせ/ビバリーグレンラボラトリーズ株式会社