三重県でUSBメモリ紛失、主任計量者ら合計1356名の情報所在不明に|サイバーセキュリティ.com

三重県でUSBメモリ紛失、主任計量者ら合計1356名の情報所在不明に



画像:三重県より引用

三重県は2022年1月18日、計量証明事業における主任計量者の名簿及び検定試験に関するデータを記録したUSBメモリを、計量検定所所属の担当者が不注意により紛失したと明らかにしました。

発表によれば、問題のUSBメモリは県の担当者が毎年度事務を進めるために使用しており、普段は部署の金庫にて保管されていたものです。

ところが2021年12月6日に業務上の理由からUSBメモリを使用した際、金庫への保管を失念したとのこと。その後、2022年1月12日に再び業務上の理由からUSBメモリの使用を試みたところ、紛失が判明したとしています。

名簿や試験データが所在不明に

三重県は紛失判明後、計量検定所周辺を捜索しましたが2022年1月18日時点で発見に至っていません。県は紛失の経緯から年度末の整理整頓時にUSBメモリを誤廃棄した可能性が高いとする一方で、情報流出の可能性も否定できないとしています。

なお、USBメモリには主任計量者1,091名の名簿や過去の受験者265名の試験結果、さらに実施予定であった試験問題等が記録されていました。このため、三重県は該当者らに連絡を取り謝罪しました。

参照三重県計量検定所における個人情報を保存したUSBの紛失について/三重県


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