
画像:株式会社ジェックより引用
株式会社ジェックは2022年1月13日までに、同社が運用していた社内ストレージが第三者による不正アクセスを受け、取引先担当者および同社が実施する研修受講者の個人情報合計約2万件の流出が確認されたと明らかにしました。
ジェックによれば2021年11月4日、社内ストレージにアクセス障害が発生したため調査したところ、原因が第三者による不正アクセスである可能性が判明。一旦流出懸念を公表したうえで、外部専門業者による詳細調査を実施した結果、ストレージ内の情報が攻撃者の手に渡ったと判断したとしています。
同社によれば、ストレージ内には取引先担当者の氏名や会社名に加えて電話番号やメールアドレス約1万9,000件が記録されていました。また、同社が実施する研修受講者の氏名や部署名など約1,000件が含まれていた事実も判明。このため、同社は対象者らに個別に連絡を取り、謝罪しました。
外部クラウドストレージへの切替など施策発表
株式会社ジェックは不正アクセスの発生に伴い、セキュリティ強化策を進めています。
具体的には、データの運用先を社内ストレージからセキュリティ体制の整った外部クラウドサービスへの切り替えを決定。更に社内で運用する機器に対して更なるセキュリティサービスを追加拡張するなどの施策が挙げられています。
また、同社は今後、セキュリティを専門とする第三者機関の支援を受けるとも発表。セキュリティレベルの向上だけでなく維持継続にも努める体制を明かしています。
参照【重要なお知らせ】不正アクセスによるお客様情報漏えいに関するご報告とお詫び/株式会社ジェック
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- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
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