画像:東京都より引用
東京都は2021年8月2日、東京都所管の財団法人・東京都人材支援事業団が保育園「とちょう保育園」の運営を委託している社会福祉法人尚徳福祉会が発信した電子メールについて誤送信が発生し、保護者らのメールアドレス24件が流出したと明らかにしました。
東京都によると、誤送信が発生したのは2021年7月29日のことで、尚徳福祉会の職員が別の職員に資料を添付した電子メールを発信する際、誤って宛先欄に保護者らのメールアドレスを入力したまま送信するミスを起こしたとのこと。
職員は当初、誤送信に気付いていませんでしたが、CCメールとして指定された別の職員がミスを発見。これによりアドレスの流出が判明し、事態が明らかになりました。
誤送信メールを謝罪し、削除を依頼
東京都によると誤送信判明後、職員は流出被害者となった保護者らにミスを謝罪したうえで誤送信メールの削除を依頼しています。記事発表時点で流出情報に伴う二次被害等は確認されていないとのこと。
なお、東京都は今後の再発防止策として、委託先事業者に対してダブルチェックの徹底を求めるとのこと。また、情報セキュリティおよび情報保護に関する研修を定期的に実施することで、対策を進めていくとしています。