画像:株式会社Progateより引用
株式会社Progateは2021年5月25日、同社が提供するオンラインプログラミング学習サービス「Progate」のユーザーアカウントに対する、外部からの不正ログインが確認されたと明らかにしました。
発表によるとProgate社は2021年5月24日、同社サービスのユーザーアカウントに対する不正ログイン行為を検出。同社がこれを調査したところ、合計6件のアカウントについて実際に不正ログインが確認されました。
同社は攻撃者の手口について、リスト型ハッキング攻撃を指摘しています。ネットユーザーの多くが複数のサービスにまたがって同一のパスワードを設定する傾向を利用して、外部サービスから漏れ出たIDやパスワードを入力し、不正行為を働いた可能性があるとのことです。
パスワードの変更など推奨
株式会社Progateは現在、緊急措置として不正ログイン試行の対象となったセッションを無効化する措置を講じています。また、同社は攻撃者の手口がリスト型ハッキングである点を考慮し、ユーザーにパスワードの変更を推奨しています。
なお、同社によると、Progateサービスのアカウントからは、メールアドレスやプロフィール画像のほか、一部カード情報(カード番号の下4桁)が閲覧可能とのこと。実際に不正ログイン被害を受けたユーザーについては、対象情報が閲覧された可能性があるとしています。
参照リスト型アカウントハッキング(リスト型攻撃)」による不正ログインの発生と パスワード確認のお願い