画像:NTTコミュニケーションズより引用
NTTコミュニケーションズは2021年4月16日、同社が提供している企業向けのマネージド仮想専用サーバーサービス「Bizメール&ウェブ プレミアム」のオプション機能について不具合が発生し、同機能を利用しているユーザーについてメール誤送信が発生したと明らかにしました。
問題となった機能は「Bizメール&ウェブ プレミアム」の迷惑メールフィルタリング機能です。NTTコミュニケーションズによると、2021年2月21日~2021年4月2日にかけて同機能を利用しているユーザーに向けて配信した一部のメールが、本来の宛先ではなく、別のユーザーに誤配信される事象が発生したとのこと。
誤配信されたメールは英数字や記号に変換され判読できない状態であったものの、メールアドレスは表示されたままであり、同社は誤配信先に流出したとの認識を示しています。
不具合は既に修正済
NTTコミュニケーションズによると、誤配信の原因となった迷惑メールフィルタリング機能の不具合は、既に修正されている状態です。
ただし、既に流出したメールアドレスは止める術がないことから、同社は影響を受けた可能性のあるユーザーについて、連絡を取っているとのこと。
なお、同社は今回のメールアドレス流出を受け、ソフトウェアの不具合の検知制度を高め、再発防止に努めるとしています。
参照企業向けマネージド仮想専用サーバーサービス「Bizメール&ウェブ プレミアム」におけるメール誤配送について