電子メール誤送信で登録者1,204名のメアド流出|TECRA株式会社|サイバーセキュリティ.com

電子メール誤送信で登録者1,204名のメアド流出|TECRA株式会社



参照:TECRA株式会社

TECRA株式会社は2021年4月2日、同社が発信したクラウドファンディング商品に関係するメールについて誤送信が発生し、会員登録ユーザーのうち1,204名のメールアドレスが外部流出したと明らかにしました。

発表によると、誤送信が起きたのは2021年4月1日のこと。

担当者が送信対象となった登録者にOutlookメールで外部一斉メールを送信する際、本来「BCC」で送信すべきところを「宛先」欄に入力し送信したため、同社が外部発信した電子メールに送信先の全アドレスが表示される事象が発生。同社は直後にメール送信の取り消し処理を行いましたが間に合わず、今回の流出に繋がったとしています。

ダブルチェック体制がおろそかに

TECRA株式会社によると、同社では個人情報を扱う電子メールの誤送信を防止するため、複数の職員による事前チェック体制を敷いていました。

しかし、今回の誤送信に関してはチェック体制がおろそかになっており、外部メール発信時の内容確認が十分に行われていなかったとのこと。このため、同社は再発防止策として、今後は複数の職員によるチェック体制を徹底するほか、社員に向け情報管理について周知徹底を行うと決定しています。

なお、同社は誤送信メールの被害者となった登録者に向け謝罪と説明を実施。合わせて、情報拡散の防止のため、流出メールの削除を要請しています。

参照【お詫び】令和3年4月1日に発生しましたメールの誤送信につきまして/TECRA株式会社


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