VPN利用した不正アクセス、海洋研究開発機構職員らの情報流出|サイバーセキュリティ.com

VPN利用した不正アクセス、海洋研究開発機構職員らの情報流出



画像:国立研究開発法人 海洋研究開発機構より引用

国立研究開発法人・海洋研究開発機構は2021年3月18日、同機構の職員になりすました外部からの不正アクセスが発生し、機構が保有している職員らの個人情報1,947件が流出したと明らかにしました。

攻撃者の手口はVPN接続を利用した、なりすまし行為によるものです。

情報によると、機構は2021年3月16日に基幹ネットワークシステムへの不正なアクセスを検出。機構側が調査を進めたところ、何者かが同機構の職員になりすましてVPN接続でアクセスし、機構が保有する職員の氏名やメールアドレス、組織内で使用しているパスワード(ハッシュ化されたもの)などの情報を盗み取っていた事実が判明しました。

原因究明に向け今後も調査を続ける

海洋研究開発機構は記事発表時点で、攻撃を受けるに至った具体的な原因を明らかにしていません。ただし、機構側は今後原因調査を進める考えで、完了次第、再発防止策を打ち立てる考えを明らかにしています。

また、今回の不正アクセスは機構職員以外の個人情報が流出している可能性もあることから、更なる被害が生じていないかを調査する考えも明らかにしています。

参照情報セキュリティインシデント(不正アクセス)について


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