ノートパソコン盗まれ個人情報120件紛失|東京藝術大学|サイバーセキュリティ.com

ノートパソコン盗まれ個人情報120件紛失|東京藝術大学



画像:東京藝術大学より引用

東京藝術大学は2021年2月19日、同大学に所属する教員のノートパソコン1台および受験関係書類が盗まれたことにより、学生や受験生らの個人情報合計120件について流出の可能性が生じたと明らかにしました。

大学の発表によると、盗まれたノートパソコンや受験関係書類は学内研究室に保管されていましたが、2021年2月8日に盗難被害が発覚。同大学は学内を捜索し、警察に届出を行うなどしましたが、記事発表時点で発見には至っていないとのこと。

盗まれたノートパソコンには同大学に所属する学生の氏名や電話番号、メールアドレスなどの情報が記録されていたため、同大学は被害者らに謝罪連絡を進めている状況です。

データ暗号化やパスワード設定で対策へ

東京藝術大学によると、記事発表時点で盗まれたノートパソコンに記録されていた情報が、外部に流出したり、不正利用された事案は確認されていません。

ただし、同大学によると盗まれたパソコンの個人情報ファイルには、パスワードロックなどのセキュリティ対策が講じられていないとのこと。このため、同大学は再発防止策として、今後は個人情報を記録したファイルにおいて、暗号化やパスワード設定などの対策を進めていくとしています。

参照ノートPC及び受験関係書類の盗難にかかる個人情報の紛失について


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