画像:埼玉県より引用
埼玉県は2021年1月5日、同県が展開する多文化共生ボランティア向け研修事業の委託先企業である株式会社セレスポにてメール誤送信が発生し、研修申込者1名のメールアドレスが外部流出したと明らかにしました。
埼玉県によれば、株式会社セレスポではボランティア申込者に対して、電子メールで申し込み完了通知を発信していました。ところが、通知を発信する際に宛先設定の入力ミスが発生し、研修申込者1名のアドレスが表示された状態のまま、別の3名に送信したとしています。
このため、セレスポ社は2021年1月5日、誤表示の被害者となった申込者1名に謝罪したうえで、誤送信先の3名に誤送信メールの削除を依頼する対応を取りました。なお、記事発表時点で流出したアドレスの不正利用などは確認されていないとのことです。
委託先企業にダブルチェックの実施を指示
埼玉県は誤送信に対して、チェック体制の強化で応じる考えを示しています。
今回の流出は県ではなく委託先企業によるもののため、同県は委託先企業に対して、ダブルチェックを指示。外部メールを発信する際、複数名による確認を徹底するよう指導するとしています。
参照多文化共生ボランティア研修に関する電子メールの誤送信について