画像:新潟国際情報大学
新潟国際情報大学は2020年12月25日、同大学の卒業論文データベースにおけるアクセス制御の設定ミスが発生し、データベースに登録されている論文の全文データが外部アクセス可能な状態にあったと明らかにしました。
同大学の発表によれば、事案は2020年8月30日~2020年11月27日にかけて発生したもの。卒業論文データべースの外部公開サーバーを更新する際、アクセス制御設定を誤ったことにより、学内ネットワークに限定していた情報も外部アクセスが可能な状態に設定したとしています。
このため、新潟国際情報大学は事案発覚後、論文データへのアクセス制御設定を変更。全文データについては学内サーバーを経由しなければ閲覧できないように設定し、対策を取りました。
流出データを二次配布等しないよう要請
新潟国際情報大学は今後の再発防止策として、作業手順の明確化およびチェック体制の強化を挙げています。アクセス制御の設定状況について点検を行うことにより設定ミスを防ぐとともに、作業手順を明確化することで確認プロセスを徹底する方策を取るとのこと。
また、今回の設定ミスにより論文データベースへアクセスした閲覧者に対しては、論文データの二次配布をしないよう要請。併せて、PCやスマホなどの媒体にダウンロードしたファイルが残っている場合は削除するよう求めています。
参照卒業論文データベースの設定ミスによる学外からの閲覧について(お詫びとお願い)