パスワード管理関連サービスのNordPassはこのほど、2020年において最も危険なセキュリティ性を持つパスワード200ワードをリストアップし、一般公開しました。
パスワードは言うまでもなく、多くのサービスにおいてセキュリティ性を保つための必須要素です。しかし、NordPassは多くのユーザーが安易で推測可能なパスワードを用いている事実を浮き彫りにすることで、セキュリティ性の保持が十分に機能していない現実を警告。安易なパスワードは覚えやすいものの、攻撃にもろい側面をもつとして、警鐘を鳴らしています。
ランキング上位は下記の通りです。
| 1位 | 123456 |
|---|---|
| 2位 | 123456789 |
| 3位 | picture1 |
| 4位 | password |
| 5位 | 12345678 |
| 6位 | 111111 |
| 7位 | 123123 |
| 8位 | 12345 |
| 9位 | 1234567890 |
| 10位 | senha |
大多数は「数字のみ」か「password」
今回公開された「脆弱なパスワードランキング」は、2020年度版として公表されているものです。
しかしトップ10に入った顔ぶれは、ほとんど去年のものと変わりません。大多数が「123456」や「123123」のような単純な数字のみを当てはめたものや隠す気すら感じさせない「password」が占めています。これらは攻撃者にとって非常に看破しやすく、NordPassは「1秒足らずでクラックされる」と警告しています。
一方、2020年度では新たな脆弱パスワードとして「picture1」や「senha」の2ワードも登場しています。「picture1」はともかく「senhaとは何か?」と首をかしげたくなるかもしれませんが、なんのことはありません、「senha」はポルトガル語でパスワードを意味しており、これまた脆弱なキーワードとしてリストアップされています。


























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