カプコン狙ったサイバー攻撃、一部社内ネットワークに影響か|サイバーセキュリティ.com

カプコン狙ったサイバー攻撃、一部社内ネットワークに影響か



画像:株式会社カプコンより引用

大手ゲーム会社の株式会社カプコンは2020年11月4日、同社を対象にした外部からのサイバー攻撃の形跡が確認されたと明らかにしました。

同社によるとサイバー攻撃は2020年11月2日に発生し、グループで運用するシステムの一部に影響が生じているとのこと。このため、同社では一部メールシステムやファイルサーバーなどへアクセスしづらい状況が生じており、社内ネットワークの稼働を一部見合わせるなどして、対応を進めているとしています。

ゲームプレイに影響はなし

株式会社カプコンは多くのゲームタイトルやオンラインサービスを有しており、膨大なファンユーザーを抱えています。外部からのサイバー攻撃の発生により、対象者らへの影響が懸念されましたが、同社の説明によると記事発表時点で情報流出などユーザーへの影響は生じていないとのこと。また、ゲームをプレイするためのインターネット接続や、コンテンツ閲覧のためのウェブサイト表示にも影響はないとしています。

なお、同社は今後、原因等の調査を進める方針で、新たな事実が判明次第、別途公表するとしています。

参照不正アクセスによるシステム障害発生に関するお知らせ


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