連絡メール誤送信で会員アドレス113件が流出|やまぐちR&Dラボ事業|サイバーセキュリティ.com

連絡メール誤送信で会員アドレス113件が流出|やまぐちR&Dラボ事業



画像:山口県より引用

山口県は2020年6月8日、同県がオープンイノベーション促進の目的から展開する「やまぐちR&Dラボ事業」の委託先である山口県産業技術センターにおいてメール誤送信が発生し、ラボ会員のメールアドレス113件について、流出が確認されたと明らかにしました。
同県によると、誤送信の原因は担当者による宛先の設定ミスによるものです。メールは同センター職員の手で2020年6月8日に発信されたもので、内容は補助金・助成金等の公募に係る情報提供を記したもの。ところが職員は外部一斉メールを送信する際、送信先のアドレスを隠すため「BCC」で送信するよう求められているにもかかわらず、「To」形式で送信したため、アドレスの流出が発生したとしています。

被害者からの連絡で自体発覚

山口県によるとセンター側は誤送信の事実を把握しておらず、メールを受信した送信先から電話連絡を受けたことにより、事態が明らかになりました。誤送信を把握した同県は、センターに対して送信先のチェック体制の強化などを指示。再発防止につなげると説明しています。
参照地方独立行政法人山口県産業技術センターにおける「やまぐちR&Dラボ」会員へのメール誤送信について/山口県


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